六百山 7月30日(火)晴

 昨日に引き続き蒸し暑い早朝の上高地。河童橋は多くの登山者?でにぎわっていた。

 トイレ脇からクマササ掻き分けスタート。黒いゴム管が伸びている。沢は左に流れ真下の上高地を守るように大きな堰堤、山側には大きな電源ボックスが鎮座。笹薮を別れ枯沢に入る。大小の石が不安定に堆積している、こわごわラクさせないようゴマカシゴマカシ登る。沢を離れダケカンバの林間に入ると斜度は増し、クルマユリ、オニシモツケ、シダ類などの草地の斜面。2240峰から一旦下るとやせた鞍部、対面する西穂の上部は雲の中。右にルートは進むと一部岩場崩壊していてフィックスロープ張る。次のダケカンバの林間は見上げるような斜度、シャクナゲ、ミヤマホツツジなど見られイチイノ木を抜けるとパット開けた、圧倒的な高度感。岩場と急斜面に再度フィックスロープ張ると後は慎重にハイマツを握りしめ六百山小さな頂上はハイマツがグルット囲み8名入ると満員状態だった。

 下りは上高地を真下に見て一歩一歩慎重に高度下げる。長時間行動で疲労の限界越えたメンバー、1610m地点で石に躓き転倒、岩に右目脇上強打して一瞬気を失い?動かない、110番通報する。やり取りして暫くして傷の応急処置をする。手足は正常動作OK、水を少しずつ飲ませ歩いてもらう、堰堤脇に着く頃には長野県救助隊員一名到着、背負子で無事上高地に下山。救急車が待機して救急隊員に明日テント撤収して病院に行く旨説明して見送る。下山して降り出した雨の中小梨平キャンプ場に帰る。

 上高地から病院向かうタクシーの中でご本人から元気良い電話受信、良かった。我々が救急センターに着くと奥様ご一緒に、打撲以外異常なしで退院許可おりましたと安堵の話を聞きました。その足で松本署岡田地域第一課長に報告とお礼のご挨拶に訪問した。

7/29 登戸駅9:50府中スマート10:17松本IC13:57セヴンイレブン14:20上高地15:30小梨平キャンプ場15:40

7/30 キャンプ場5:30上高地5:36中畠沢堰堤6:28~34二俣7:01奥の二俣7:20 2060m8:07~14尾根(2240m)9:17~34鞍部上崩落トラバース9:45~56No3ロープ10:43~11:02六百山11:10~40鞍部12:52~13:05尾根分岐14:06~20 1960m15:08~14 1610m16:30~18:00上高地19:30~55小梨平キャンプ場20:10

7/31 キャンプ場9:00相澤病院10:38~11:10松本署11:30~50松本駅12:05花のれん12:10~13:35